ペルソナを見つけよう。不動産販売にはSF小説が役に立つ。

 
マンションや戸建て住宅を売るって、実は想像力が必要って知ってますか?
なんでもそうなんですが、物を売るのは想像力がとても重要です。
 
「ネットでどういう言葉を使ったら検索に掛かるか?」
「どうやったらこの商品やサービスは売れるか?」
「どういうアピールをしたらお客さんに刺さるか?」
「内覧時どう案内したら買って頂けるか?」
「どう販売図面を作ったら反響が良いか?」
 
お客様おひとりおひとり、物件のひとつひとつ、同じケースはひとつとしてありません。すべて、相手を知った上で、想像力が必要です。
マンションや戸建て住宅を売るって、具体的なペルソナを想定してマーケティングとセールスを展開することがとても重要なのです。
 
ペルソナとは買ってくれるであろう具体的な顧客のことを言いますが、その顧客視点を持つために必要なこと、言い換えれば、販売にもっとも必要なことのひとつが想像力を持つということです。
この具体的なペルソナ設定には相続力が欠かせません。
実は、このペルソナの策定にSF小説を読むってことが役に立ちます。
SF小説を読むことで想像力が高まるってことに役に立つんです。
 
小説を読むと情景を思い浮かべないといけないので、自然と想像力が鍛えられるわけです。恋愛小説や時代ものは簡単に情景が思い浮かぶので、オススメは何といってもSFなわけです。!
 
では、オススメのSFは、
 

『銀河英雄伝説』

 
田中芳樹さん著『銀河英雄伝説』。
ストーリーは、
“常勝の天才”ラインハルトと、“不敗の魔術師”ヤン・ウェンリー。
ふたりの名将が現れたとき、帝国と同盟の抗争は新たな段階を迎えた。圧倒的なスケールを誇る宇宙叙事詩、スペースオペラの金字塔。なんておススメ言葉がされていますが、
物事を行うに何のためにやるのかとか、戦うにあたって具体的に相手を知ることが勝利するには一番重要、なんて戦略と戦術についてわかりやすく書いてあるし、またこの小説は漫画にもなっているので読んだ後の自分の想像力を図るにもちょうどいいところがあります。
 
 
先にアニメを見たらダメです。なぜかって、この想像力って漫画やアニメを見たり、映画を見ても全然鍛えられないから。
アニメは想像しなくても単に視界にはいってくるものをそのまま受け止めればいいので全然想像できないからですね。
しかし小説を読むと情景を思い浮かべないといけない。しかもSF小説なら、未来のことで全く今まで経験したことのない世界を自然と想像するしかないわけです。その結果、想像力が鍛えられるわけです。
 

『銀河英雄伝説』オススメポイントのまとめ

①SFなので、自分とかけ離れた状況を理解しながら読み進めようとすることで、想像力が豊かになる。
②戦争ものなので、一戦一戦相手が違う状況で、相手の強みや弱みや戦況を知り、攻略していく。
 

SFで培える力を不動産売買はこのように活かします

①ひとりひとりの人生は自分のそれとは異なります。お客様や物件への理解を深めようとするには、想像力や共感力を駆使するしかありません。
②ひとつひとつの案件が全く異なる不動産売買は、物件の持つ強みや弱み、市場の状況を知り、売主様からは物件をお預かりし、買主様には求められるものをご紹介していく。
 
私にとって同じ思考回路ですね。
 
この想像力、実は、世の中にはこれが全然ない人もいます。
恐らく不動産屋さんには多いんじゃないかな。
何故って、今そこにある危機も無く、管理のみで経営している不動産屋さんが多いから。
また、SUUMOやアットホームのアピールを見ていたり読んでみたるすると良く得わかります。
想像力が無いから、「言われたことだけ」さらには「言われたマンマのさらに半分」しかやれませんしやりません。さらにはそういう仕事の仕方をすると怒られるっていう想像力もないので「自分はやることはやった」と胸を張って言い切ります。
売れない言い訳は超がつくほど得意なのが不動産屋さんです。
想像力を発揮しなければペルソナは想像できませんから。
 
お客様の利益を考えず、仕事を作業のようにこなすだけ、怒られないようにするだけ、ルーチンワークをするだけの営業マンには、本当は不動産売買は向いてない、って思うんですよね。
 
絶対おススメです、『銀河英雄伝説』。
来年、新作が出るそうですから、コーラルはますますお客様に寄り添う売却を目指すため、全社で見ることにしようかなと考えています。
 
終わり。
 

経営戦略室
井上