ペルソナを考えよう!(それって住まいの生活延長線上にあるよ)
掃除することで気づくこともあるんですね
昨日、媒介契約を頂いた売主様と売却戦略を考えていた時、
ふと、和室が綺麗になっていることに気づいたんです。
私 「和室、掃除されたんですね。」
奥様 「はい、いつ内覧が有っても良いようにと思って。」
私 「なるほど、なんとなく気持ちいいですよね~」
奥様 「そうですね~。ただ、掃除していて思い出しちゃったことがあるんです。」
わたし 「なにを思い出したんです?」
奥様 「ここを買った時の気持ちですョ」
「ここを買ったのってここに引越しする前の賃貸で住んでいたお部屋が狭くって、それに和室も無くって、
娘が生まれたんですが、そのおしめをここで変えたな~って。その娘からお母さんに助けを求められるなんてね~」
今回のご売却の理由は、娘さんがご結婚され、お孫さんが生まれ、育児休暇ももうすぐ終わりで仕事に復職するので、そのお孫さんの世話のために近くに住んでほしいからということでした。
奥様は気づかれたこと、それはここを買った理由です。
実は、前もってご夫婦に一緒に考えていただきたいことの一つに今回の購入者になるであろうターゲット(ペルソナ)はどんなひとなのかということでした。
それで、ご夫婦が購入したときのことを、和室の清掃したことにより気づいたとのことなのです。
ここでお伝えしたいこと、それは購入する人(ペルソナ)は売主様の過去の生活線上の立場にある方がほとんどだということです。
このことはほぼ90%以上の確率で、当たっています。
その売り出すお部屋を買う人は、何故そのお部屋を買うのか?
それはそのお部屋を買うことで買主が解決したいこと解決できるお部屋と思われたからです。
このコトってとても重要な気づきなんですね。
おしまい。